食後に頭痛が起こってしまう方は要注意!
2019-11-25
こんにちは、レリーフ整骨院の佐々木です。
先日朝、時間が無くて朝食を抜いてしまい、昼食をいつもよりたくさん食べた際に頭痛を感じてしまいました。
同じような思いをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
【食後に頭痛が起こる原因1】砂糖の摂り過ぎ
甘いものを食べ過ぎると、ダルさやお腹のハリ、頭痛を感じることがあります。
これは糖質の多い食べ物が血糖値の急上昇・急降下をもたらすためです。
その結果として低血糖状態に陥り、めまいやふらつきを感じることもあります。
また、脱力感やひどい汗、震えといった症状が出ることもあるそうです。
【食後に頭痛が起こる原因2】塩分依存
塩分がかなり多い食べ物を摂取することも頭痛の原因になります。
ナトリウムを1日あたり約8000mg(食塩約20g)摂る人は、1日あたり4000mg(食塩約10g)の人と比べて、最大で33%頭痛になりやすいという結果があるそうです。
厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」では、食塩摂取量の1日あたりの目標量は、成人男性が9g未満、女性が7.5g未満が好ましいとのことです。
また、高血圧で治療している人は、1日6g未満にすることがすすめられています。
(ちなみに、「米国心臓協会」の推奨するナトリウムの1日あたり摂取量は、わずか1500mg/食塩約3.8gとなっています)。
これはナトリウムの過度な摂取が血液量を増加させ、血管を広げるためです。
増加した血液に対応するために血管が拡張し、頭痛の要因となるのです。
【食後に頭痛が起こる原因3】片頭痛を誘発する食べ物
熟成チーズや赤ワイン、上等な食肉加工食品のすべてに共通することは何かご存知でしょうか?
これらは食品はいずれも一部の人に片頭痛を引き起こす、「チラミン」というアミノ酸を含んでいる食べ物になります。
また、硝酸塩や庵硝酸塩、グルタミン酸ナトリウムなどの化学保存料を豊富に含む食べ物も脳への血流を増加させ、片頭痛を引き起こすことがあります。
患者さんの中にもこれらの事を気を付けただけで頭痛が治まったという方も少なくありません。
頭痛の症状でお悩みの方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?