新型腰痛とは?? その②
こんにちは、レリーフ整骨院の佐々木です。
いつもご訪問ありがとうございます。
前回に引き続き最近テレビで話題となっている『新型腰痛』についてのお話です。
日本人の腰痛の8割以上が原因不明と言われています。
先日放送された「たけしのみんなの家庭の医学」にて紹介されていた新型腰痛について紹介いたします。
その症状とは…
⓵、腰の中心部にキリで刺されたような強い痛みが出る
一般的な腰痛では、長時間の立ちっぱなし・座りっぱなしにより痛みが強くなり、
腰全体に鈍い痛みを感じますが、新型腰痛では腰の中心部にキリで刺されたような
鋭い痛みが出ると言われています。
⓶、寝返りなどで、鎌で切りつけられたような痛みが発生する
一般的な腰痛では、横になった状態で痛みが強くなることは稀ですが、新型腰痛の場合、横になることで症状が悪化するケースが考えられています。寝返りなどで激しい痛みが引き起こされると言われています。
⓷、歩くと激しい痛みが出る
一般的な腰痛では、歩いていて徐々に痛みが強くなる場合が多いですが、
新型腰痛では突然足に違和感を感じ、両足の太ももの裏から足先、足の裏に至るまで全体に痺れを感じ、歩き出しても足全体に痺れがあり転倒しそうになる。
⓸、異常が画像に映らない
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は神経を圧迫している部分が画像に映りますが、
新型腰痛の場合はレントゲンやMRIでも異変が画像に映らない場合が多いです。
新型腰痛の原因はお尻にある殿皮神経の障害によるものだそうです。
殿皮神経とはお尻にある2つの神経から構成され、お尻の上側の上殿皮神経、お尻の下側の下殿神経があります。
また、殿皮神経は腰からお尻にかけて伸びる神経で、この神経が圧迫され障害されると痛みやシビレがでます。
長時間の歩行や立位姿勢、長く座り続けるとお尻が圧迫されて症状が現れます。
また、寝返りうつときに神経が引っ張られて痛みやシビレがでることも多いです。
いかがでしたか?
以上に当てはまるようなら要注意!
早いうちに検査、治療を行うようにしましょう。
次回は殿皮神経を圧迫しやすい状態、予防策についてお話します。